コンピューターの天眼鏡

コンピューターの天眼鏡は
最新の情報処理システムによって
人間の顔から その性格判断を
しようというものである。

現代技術の花形コンピュータを 
易者の天眼鏡に見立て
顔という形から形のない人間の性格を
探り開けようとするこの試みは
まさに黙って座ればピタリと当たる。
という夢を実現したという意味で 
さしずめ現代のおとぎ話
科学とメルヘンの握手といえよう。

クレッチマーの学理に基づいて 
山崎清博士 浅野八郎氏が
性格解明の方法を立案し
このコンピュータ処理について
京都大学坂井研究所 日本電気技術陣が
協力して世界最初の試みを実現した。

コンピューターによる パターン認識映像情報処理の
技術は これまで ほとんど未開発の分野であり
それだけに 
この試みは単なるショーとしての面白さのみならず
 科学技術面でも内外パビリオンの多くの展示を通じて 
出色の成果を示したものといえる。

まず被験者が座ると 付き添いのホステスは
ITV工業用テレビカメラの位置まで
ゆっくりイスを上げ被験者の顔像を
コンピューターに入力する。

コンピュータは その顔の輪郭で線を抽出し
 鼻 口 顎 等のパターンマッチング方式で
識別し あらかじめ指定された
測定線を結ぶ角度が計測される。

このデータの組み合わせで 
その被験者が人間の基本性格21種類のうち
どれがあてはまるかを判断する。

そして判断結果が その性格の代表的人物の
明かり箱で表示されると同時に
音声合成によって解答され
また先にコンピュータに記憶された被験者の顔像が
濃淡図形と輪郭図形でタイプアウトされ被験者に
記念品としてプレゼントされた。

入力から解答までの時間は約四分30秒

以上がこの展示の概略あるが
ショーとして興味のほか世界の先端技術を行く
技術的試みだったため
マスコミにも話題となり 住友童話館の名物となった。

このために 二時間街ぐらいの行列があり
会期中数度も被験者になる観客や 
コンピュータによる音声合成の解答を
熱心に通訳してもらう外人客の姿がしばしば見られた。

一時は館内への入場よりも待ち時間が
長くなったそうだ。
インフォメーションセンターへ    
童画のプラネタリウム  
童心曼陀羅
モンローが見えますか
撮影します。
上のモニターの
画面が下の写真です。
輪郭だけが強調されます。 
少し薄いですが
こんな感じに
プリントされました。
この人たちに
あてはまりましたか

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